通信用光コネクタ技術 − 開発秘話と今後の課題 − |
教授 長瀬 亮氏
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1985
年に日本縦貫光ファイバケーブル網が完成してから2001年にFTTHサービスの本格導入が始まるまで、システム側からの要求条件に応える形で光コネクタ
に関する様々な技術が開発され、運用されてきた。本講演では、実用的な光コネクタが誕生してから現在に至る技術開発の歴史を辿り、開発秘話を含めて紹介す
るとともに、今後の課題について述べる。
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光と映像に関わるNew Businessの可能性を探る |
長瀬産業株式会社 自動車材料事業部 自動車材料第3部
松宮 成人氏
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世
の中の技術の進歩は休む事無く開発が進み、インターネットの普及により競争スピードが速く、その範囲は地球規模で同時進行しています。その様な状況下にお
いては、ビジネスの小さな一歩も、その影響は幅広く産業全体に及ぶ事があります。私は、光や映像に関わる技術の進歩・開発が、どの様な新しいビジネスを生
み出すか、自動車の業界を中心にその可能性を考えてみました。新ビジネスを創造するヒントにして頂き、一緒にビジネスを育てるお役に立てればと思います。 |
ハイパワーレーザの最前線 |
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現
時実用化されている工業用高出力レーザの中で電気-光変換効率、波長の多様性、ビーム品質等で今後の更なる技術革新が期待されるWavelength
Beam Combining (波長合成)技術を用いた米国TeraDiode社のダイレクトダイオードレーザ装置について解説。 |
光通信デバイス技術の現状と今後の展望 |
日本電信電話株式会社 デバイスイノベーションセンタ
鈴木 扇太氏
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近
年のスマートフォンやクラウドサービスの普及に伴い、光ファイバ通信技術の適用領域は基幹ネットワークからデータセンター内インターコネクションまで拡大
しつつある。このような光ファイバ通信技術の展開には、光通信ネットワークの高機能・高速大容量・経済性を実現する光通信デバイス技術が不可欠であり、様
々な機能を有する光通信デバイスが研究開発され実用化されてきている。本講演では、これらの光通信デバイス技術について、その現状をレビューすると共に今
後の展望について述べる。 |